My 365 LIFE

主に Office365 / Teams / EMS / Windows 10 の利活用ネタや技術的備忘録など。

Office 365 メールの暗号化

少し前、保険会社へ年末調整書類の事で問い合わせをしたところ、個人メールアドレス宛にこんなものが来ました。

 テンション上がったまでは良いものの、解凍するまでにすごく時間がかかりました。

(結果、テンションはめちゃくちゃ下がった)

理由は2つ

 ・MS アカウント利用していないメールアドレスに来た暗号化メール

 ・MS アカウントではない場合に読むまでの手順がすごく不親切。。。

普段 MS 製品には慣れている方だと思っていたので時間がかかった & 手順の右往左往感にはちょっとショックでした。。。

 

この際、折角なので Exchenge Server と Exchange Online のメール暗号化についてもまとめてみました。

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Office 365 で使用可能な電子メール暗号化オプションまとめ

3 種類あります。今回私宛てに来たメールは OME で暗号化されたものでした。

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IRM は頻繁に使っていたのですが、OME や S/MIME (「えすまいむ」と読むらしい)についてはあまり知らなかったので勉強になりました。

気になるライセンスについては以下の通り。

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SharePoint Online とかでもそうですが、Office 365 E3 以上になるとデータ保護の機能が充実してきます。オンプレの RMS ライセンスを持っていれば使用権はありますが、確か 2018 年 7 月頃に Office 365 環境では利用出来なくなったので Azure RMS への移行作業が必要です。

 

OME メールをあの手この手で開いてみた

個人メールの gmail は MS アカウント紐づきでない & 仕事向けアプリが殆ど入っていません。どんな手順で開けるのか色々試してみました。

 

①標準メーラー+ MS アカウントで開いてみる

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前述した通り、私の gmail は MS アカウントとして利用していないのでここで手詰まり。

 

②標準メーラー+ワンタイムパスコードで開く

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標準メーラーでワンタイムパスコードを発行して、元の受信 BOX に戻るには「完了」を押さないと戻れないようです。そのため、標準メーラーのみで動作を完結させようとすると発行されたワンタイムパスコードが有効ではなくなります…。

加えて、ワンタイムパスコードを発行する画面が最適化されていなくてすごく見難い。重要なメールだから見ようとするけど、どうでもいいメールならテンションダダ下がりでここで諦めてた。

 

③ブラウザから開いてみる

Gmail ですし、ブラウザからならタブ切替でワンタイムパスコードも楽々でしょ!と思ったら…

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OME Viewer アプリのダウンロードを促されるのですがなんと「日本で提供されなくなってる」w(涙目)

仕事携帯には入社した頃から入れてあったので、提供されなくなってるとか気付きませんでした・・・この導線はひどすぎないかな?w

 

④観念して、標準メーラー+ブラウザでワンタイムパスコードを使って開く

手順②にひと手間加えて、ブラウザでワンタイムパスコードを確認しました。

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えーと、ここまで来るのに軽く 30 分かかりました。。

メールをすぐ確認したい時とかにはこれは不便ですね…

 

⑤オマケ(OneDrive for Business に保存してみてみる)

 iOS でメッセージを開く動作を選ぶときに OneDrive for Business が選択肢にあったので選んでみました。MS 製品だし、キレイに見せてくれるよね!

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こ、れ、は、wwwww

一人で苦笑いしたのは言うまでもありません。。。

 

まとめ

OME で暗号化したメールを送る時には宛先のアドレスが MS アカウントの時が一番スムーズ!

B2C ビジネス等々で OME って結構使えるはずなのに、なんかユーザーに嬉しくない挙動ばかりでちょっと残念でした。改良求む!

ダイバーシティに思うこと「セクハラ」について。

Microsoft 365 を通してセールスをしていて必要を感じることの一つと言えば、「ダイバーシティ」の捉え方。IT というプラットフォームを用意するだけでは、生産性を劇的に上げる等は難しいので何かしら他にも変えなければならない。

働き方改革」を持ち上げすぎるのは個人的にあまり好きではないのですが「改革」というからには大きく何かを変える必要があると私自身は思っています。

 

ダイバーシティ」関連で良く取沙汰される男女平等。タイトルがだいぶ香ばしいのですが、私自身が相談される内容 No.1 なんじゃないかな?と思うのが「セクハラ」に対する件。

これが面白い事に女性だけではなく、男性からも真面目な顔して問われることがあるんですよね。私の考えが誰かの良いキッカケになれば幸いです。

 

なんでこの題材?

Microsoft 365 を扱っていると必ず「コミュニケーションの変革」や「集合知」という話題が出てくる。製品でいえば SharePoint Online や Yammer 、最近は Microsoft Teams など。

何故、コミュニケーションが注目されるのかと言うと生産性に大きく寄与する項目だからである。

私のセッションでもよく使う、円滑なコミュニケーションは心理的安全性が担保されている(自分がその場にいていい、何を発言しても自分のアイデンティティが守られている状態のこと)という話は、 Google のプロジェクト・アリストテレスで出た有名な研究結果の一つです。コミュニケーションに難の無いチームで働いた事がある方であれば、実体験としても納得の事実といえるでしょう。

 

「セクハラ」の誘発

私自身、飲み会で周りを見渡すと(良い意味での)「性」を武器にしているケースを見ることがある。

そりゃね、キレイでかわいい女性がちょっと生足や胸の谷間が見えたりね、甘える声で質問なんかされたら予防線を張っていない男性はコロっと行くのも何となくわかる。

更に、最近入ってきたとかまだ社会人経験の浅い女性が悔しがって涙なんかしてた日にゃ、女の私でさえ「どうにかしてあげたい!」なんておこがましくも思うのである。

世の中色んな人がいるので、実際に手を出してきたり、遊び目的で誘う人もいれば、見て見ぬふりをする男性もいるでしょう。

しかし、自分が意図的に「隙」さえあれば、良いことも悪いことも平等に合う可能性はあるのだと私は女性の立場からして思う。「隙」は意図していなくても誘い水になることがあり、それで「セクハラ」と騒いでは男性が何だかかわいそうだな、という事がしばしばある。

なので女性も平等に働いていくには「隙」を作らないことが大事、とよく相談された人には言う。「セクハラ」を増やしたい!という奇特な人はいないと思うので、少なくとも自分が話題に上がらないように最低限のことは自分で気を付けた方が良い。服装や酒の席での振る舞いは特に注意が必要だと思う。

(隙を作ってでも職場でモテたい、という人は私からすると「リスクも承知でそうしてね」という感じ。偏見かもしれないけど、そういう隙で寄ってくる人って中身というより、そういう可愛らしさでしか寄って来ないと個人的には思うんだけどさ。)

※誤解されないように言うと、天然がダメとかオシャレしちゃダメという事ではない。誘い水になるような「隙」を自分から律するのが大事、と言いたい。

 

隙がなくても出る「セクハラ」

そんな私格好や振る舞いをしていません!という方ももちろんいます。特に多いのは飲み会で何となく下ネタの話に流れてしまい、場の空気を読んで言えないなど。

嫌な気持ちになって、どうしてそういう事をされるのか?と、変えられない事実に悩むより自分から「〇〇が苦手、嫌だ」という意志表示はもっとしていいと思う。

飲み会や自己紹介でわざわざ言う必要はなくて、上司との 1on1 や、人事から配属部署にそのように伝えてもらう、などやり方は色々あると思う。自分は何が嫌なのかを事前に伝えておいて、その上で嫌な事をされたら、それこそホットライン等に連絡をしたらいい。

地雷がどこに埋まっているのかわからないままのコミュニケーションなど、仕事が上手くいくはずない。お互いに生産的になるために「どこが超えてはいけない線なのか」をはっきりしておくことでコミュニケーション不安は少しは取り除かれるかと思う。

最低限のラインを伝えずに「セクハラですよ?」と相手を攻めるのも私はなんか違うと思う。「性」を盾に相手の行動を是正する前に、何か一言あれば大抵の大ごとにしたくない人は何もしてこない。もちろん、言ってもわからない人には自分が嫌な想いをしている旨を第三者に相談していいと思います。

 

男性が女性に指摘するのがすごく難しい

私も歴代、男性上司&後輩が女性ばかりで双方の悩みを聞く事が多かったです。特に男性上司から、部下女性に伝える時にすごく悩まれているようです。そんな時は間のクッションになる役目になる女性から伝えてもらったり、上司として改めてこういう話をするのが良い手段、というのが実体験です。

特に女性の「隙」に関しては男性からの指摘も嫌がる人がいるので、注意する女性が回りにいない場合には人事に頼る等して、自分の身を守ることも必要かと思います。

 

まとめ

女性が1人だけ自部門に配属されたりすると、上長はどのように扱っていいのか?を気にされる人が多いように感じます。女性や男性に限らず、自分がどの線を踏まれると地雷なのかを伝えておくことで、未然に嫌な想いをお互いしない場合もあるので一度自分がされると嫌なことについて周りと話し合ってもらうのはいかがでしょうか?

 

因みに私は、下ネタや罵倒されるのはそんなに気にしないけど、自分のプライベートな事を会社の人に根掘り葉掘り聞かれるのは嫌なので、その旨を自分がよく関わる人には伝えてあるので基本的には何も言われないし、話の流れで仕方ない時もすごく浅い感じで済ませてくれます。

以前の職場では「女性」であることを小出しに嫌な思いも沢山してきたので、仕事をする上で仕事以外の事でモヤモヤするのは一番嫌いです。なので今の職場にはそういった不満は全くないのでとてもありがたいなぁ。と思っています。

Office 365 フル活用して業務カイゼンしてみる② Teams + Planner

約半年前にこんなブログを書いていました。

matsuko365.hatenablog.com

ここから Microsoft Teams + Planner + α を半年間運用してみて良かった事・残念だった事を今日は書いていきます。

 

残念だったこと

 ・Teams と Planner の使い方が浸透しないと結局 Excel 管理

 ・細かいタスクの振り分けだとぱっと見進捗が分からない

 ・横断的なテスク管理でタスクを細かく分けると同様のタスクを振り分けること多々

初めに残念だったことから。

Office 365 を長く使っている企業だとは思うのですが、やはり新しい機能が出てきた時に浸透していくのにある程度時間が必要でした。

またマネージャーや会議体のファシリテーターになる人等を巻き込めると上手く使うことを誘導できたのですが、そうではない所だと結局ファイルサーバーからも移行が難しく啓蒙活動に時間が割けない場合はそもそも利用が進まなかった。

もっと言うと、Teams の利用にこぎ着けられたらまず成功。くらいに私のテンションも段々なってきまして、現在ヴァーチャルチームで組んでる Teams で上手く使えるようになったのは啓蒙が出来た自部門だけ、、になってしまいました。

それでも自部門の人に Teams + Planner を普及できたのはすごく良い経験でした。

 

良かったこと

 ・1on1 の時間でいまの自分の状況を話すのがラクになった

 ・部門内でのタスク漏れが減った

これ実際に普段使っている Teams です。

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自部門の Teams に細かくチャネルを作成し、それぞれ関係する所だけフォローをしています。

特に自分がオーナーシップを発揮するようなチャネルに関しては Planner が大活躍。

カイゼン・ジャーニーでも紹介されているカンバン方式でタスクは常にみられるように設定し、タスクでいつも溢れかえる部署なので、やらないといけないものはとりあえず ToDo にバケット作成。

着手し始めたタスクのバケットは Doing(自分) に各々が移し、他部署にお願いした場合は Doing(他人) へバケットを放り込みます。皆でやるタスクのバケットにはタスク割り振りもせず、週1回の進捗を確認する場で OK なら Done に移すという感じで運用をしていきました。

更に 1on1 でも業務量の把握がサクっと終わり、議論や相談に時間がさけるようになったのも大きな効果だったかと思います。

他部署とのコミュニケーションではまだまだですが自部門ではわりかし成功ができた例ではないかな?と思っています。

 

さいごに

多くの Teams に入る事になり、沢山の通知が毎日届くのですがそこは「メンション」や「重要マーク」など色々工夫や小ネタを使いながら、半年運用してようやくこれで自分もなれてきたかなーというのが印象です。Planner との組み合わせだけでなく、Teams を使う上で特によかった工夫としては

 ・Crel + K でメッセージ内でもスマートなリンク作成をし会話を妨げない

 ・メンションはメッセージ最下部につけて内容が詳細表示に行かないよう配慮

 ・Forms + Flow + Teams で他部署からの依頼連絡を一カ所に集中させる

でしょうか。

1 つ目、2 つ目は多くのやり取りが Teams に集約されることによってリンクが長かったりメンションだけでメッセージが埋もれてしまうのを防ぐ良い小ネタだと思っています。え?そんなに影響ある?と思うかもしれませんが、これになれると戻れないくらいぱっと見で要件がすぐ分かるというビジュアル大事だと思うようになりました。

また、 3 つ目のは色んな拠点からくる相談事をナレッジとして貯めて置く意味でもメール脱却して、検索が出来るようになったのが良かったですかね。

Teams は改めて Office 365 の様々な機能を集約し、組み合わせるアイデアの場だと思いました。

プロが教える情報セキュリティの鉄則ー守り・防ぐ・戦う科学

最近読んだ本の中で 1 番のヒットだったので内容のサマリをご紹介したいと思います。

こんな方にオススメ

 経営をされている方

 セキュリティに従事している方

 情報システム部の方

 Office 365 導入提案・デプロイに関わる方

 

この本で学べるいいこと

普段、Office 365 や Microsoft 365 の提案をしていると「クラウドサービスどうやってセキュリティ担保すればいいの?」はずっと付きまとうお客様から提示される課題でした。

3rdParty や ADFS + 証明書を使っての端末制御でもちろん社給端末でしかアクセスできないという制限はかけられるものの、紛失時や悪意に対してどういう対処が出来るのか?の議論は結構抜けてしまっていることも多く見受けられます。提案という観点であれば、セキュリティ対策に対して表面的な解しか持ち合わせないのは長期的に見ても非常に残念な提案と言えるでしょう。

もちろん、運用していく方も何が大事なのか?ベンダーが売りつけてくるものが本当に必要なのか?と言った観点で一つ考えの軸を作るには非常に良い本だと思います。

 

ざっとこんな内容

情報セキュリティ対策と言って近年では「WannaCry」などを始めとしたランサムウェア攻撃、年金機構でのインシデントに代表されるような標的型メール攻撃など、様々な脅威に対しての対策が必要と講じられています。

 

本書では、「ランサムウェアが起きたからってランサムウェア対策ソフト」「標的型メール攻撃が来ても開かないように従業員への訓練」などは「問題の回避であって、根本的な原因解決や対策になっていない」というくだりから、どのように考えるのが根本的な解決になるのかを記述しています。

 

少し内容は端折りますが、セキュリテイ対策は「街づくりの防災の考え」に似ていると筆者は書いています。

津波から街を守るためには30mの高い防波堤を作るのではなく、海に近いところに住居をつくらない、内陸に向け段階的に標高を高くする作りをし安全な所に住居を立てるという構造を作る事が大事。

つまり、セキュリティでも何か攻撃が来た時に NW や入口出口だけを守るのではなく、万が一の事も考え段階的に本丸である認証基盤が守れるように多層防御する必要がある、という事です。

※認証基盤がなぜ本丸なのかはぎゅっと説明が難しい部分でもあるので是非本を読んで頂きたいです

最後に情報セキュリティでの「変わる事」として、新しい技術による脅威の理解を続けていく事の大切さ(いまの時代だと IoT や AI などでどういうリスクが出るのかウォッチする等)、「変わらない事」として制御を奪われないこと、根本原因への対処が大事だと結んでいます。

 

 

 最後に

Office 365 はワールドワイドで使われている基盤という事もあり狙われやすいです。Office 365 自体でもセキュリティの担保という事で色々謳っている部分はありますが設定や運用の穴があると下記のような被害もありますのでご注意を。
特に下記のような記事を見て「どういう対策をすればいいのか?」に悩まれる方には本書は良い解を出してくれるはずです。

japan.zdnet.com

 

PowerPoint でキレイな提案書をサクサク作る

みなさん、PowerPoint 得意ですか?

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先日、Twitter でこんな呼びかけをしてみました。

「スライドマスター」ってご存知ですか?と。。。

フォロワーが Geek な方よりだったので知っている方が殆どだったのですが、

身の回りの業務系の方に聞いてみると結構「ナニソレ?」状態。。

他にも、

 ・なんか見た目がすっきりしない

 ・言いたいことがなんだかわからない忙しい資料

 ・結局何の資料なん?

といった困りごとも頻発しているご様子。。

今日はこれらを PowerPoint 標準の機能で解決しましょう。という小ネタと、

私自身が会社で標準資料というものを整える作業もやってますので、

 1 人歩きしてもわかりやすい資料をつくる

という資料作成時のポイントを含めて記事にまとめてみようと思います。

 

※本日利用する PowerPoint のバージョンは以下の通り。

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PowerPoint で作業をする時は必ず「グリッド線」を出せ!

リボンの「表示」⇒「グリッド線」をクリック

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すると、(見えにくいですが)スライドにこのような点線がでます。

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この点線、何がいいのかと申しますと

 ・中心がどこなのかわかるので、資料の配置がしやすい

 ・補助線の役割を担ってくれるので、画像の配置や図形の大きさを揃えやすい

という利点あります。

この「グリッド線」を出すだけで、バランスの良い資料を作れるようになったのも同然!だから必ず使ってほしい機能 No.1 に今日認定します(個人調べ)

 

効率を上げるには先ずスライドマスターを使え!

スライドマスターでテンプレートを作っておくと、同類資料を作るときにすごく便利です。

私が実際、業務や外部登壇で用意するマスターは

 ・表紙、中扉、裏表紙の作成

 ・文書ラベルの明記

 ・ページ番号

といったものをあらかじめスライドマスターで作成しておきます。

 

まずリボンの「表示」⇒「スライドマスター」を選択します。

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クリックするとこんな画面になります。

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左上に見えるのは、親スライドー子スライドという形で設定が継承される作りになっているので、試しによく見る「文書ラベル」である「社外秘」というパーツを親スライドに入れてみると・・・

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子スライドである箇所にも同様のものが表示されます。

この機能を使って親スライドにどんどん自分が全スライドで共通させて入れたいものを作成していきます。すると・・・

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こんな形で共通で使えるパーツをサクサク作ることができます。

これを仕込んでおくことで全ページに共通して表示させることもでき、スライド作成の時間を大幅に削減することが可能です。

更に、文字のフォントもここであらかじめ指定しておくことで見た目の体裁も整えられます。親スライド上で「Cntl + A」を押すとパーツ全てを指定することができるので、そのまま全てのパーツを選択した状態でホームの「フォント」パーツ右下のコレを押すと・・・

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フォントの設定画面が出てきますので、好きな書体にセットすることが可能です。

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このショートカットは色んな PPT 資料から引用してきて体裁が整っていないのを直すにも素早く対応できるので覚えておくと、とても楽になります。

 

スライドマスターで作成したスライドは、リボンの「ホーム」⇒「新しいスライド」に表示されるので、新しいスライドを利用するときにも非常に便利です。

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こうする事であとは資料をどんどん書いていくだけです!!

 

コンテンツはどう書けばすっきりするの?

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ちょっと大げさにやってますがこのスライド見やすいですか?多分見やすい、と答える人はいらっしゃらないかな、と思っています。。。

 

私の持論になりますが・・・

 ①フォントサイズと書式はタイトル、本文でそれぞれ固定にする

 ②文章は左揃えにし、文章のスタートが揃うように整える

 ③図はグリッド線を頼りに左右対称にする

 ④文字は最小限、図で表現できるものは置き換えをする

 ⑤伝えたいことはシンプルに強調する

 ⑥目の導線を共通化する

を意識して作るようにしています。

⑥がわかりにくいと思うので図解します。大きくは以下の 3 つのような目の導線を作るイメージにします。

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非常にシンプルな目の導線にし、伝える事が冒頭 or 終わりに来るようにします。

 

それぞれを意識すると先ほどのスライドはこのように訂正が出来そうです。

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冒頭に出てきたものよりかは見た目もスッキリし「売れてそうなサービスを説明したい資料だな」というのが資料が 1 人歩きしてもわかるかと思います。もちろんもっと手直しはありますが、ポイントを押さえていれば業務上は資料が 1 人歩きしても困らなさそうです。

 

心配性な方は 1 人歩きするといけないから、と伝えたいことを沢山盛り込んでいる提案書も見るのですが「それって本当に伝わるの?」が個人的な意見です。

そのスライドで何を伝えるのか?一貫して何をする資料なのか?をハッキリさせておくことで、契約に関わるようなことは契約書に記載、補足をしなければいけないことは図として表せられないか?とカイゼンを進める事ができるのではないかな、と思います。

 

さいごに・・・

きれいな提案書をサクサク作るには回数を重ねることが大事です。

あくまでこれらのポイントは私がコツコツ作ってきた資料の屍の先に見出したポイントなので、ご自身でもっと良いやり方やポイントを見つけ昇華させる努力も大事だと思っています。

時には、きれいだなと思う人のスライドを真似たり、グリッド線を入れてみてどういうバランスで図を配置しているのか?等々の研究も面白いのでオススメです。

それでは楽しい PowerPoint LIFE を!

これから Office 365 を勉強するあなたへ① Office 365 とは?

これは新しく Office 365 の勉強を始める方、営業の方向けの記事です。

営業をやっていて提案が人任せになっていたりしませんか?

特に IT に関わる営業をされている方ですと「働き方改革」といった旬なワードで訴求する事もあるのに、提案に何人も連れて行って任せきりになり、お客様から請求書のやり取りの人だと思われていませんか?

自分で Office 365 のセールスをやりたい、という腹をくくった方に向けて「これから Office 365 を勉強するあなたへ」というシリーズ名でブログを書いて行きたいとおもい

ます。

 

第一回「Office 365 とはそもそも何か」

※本ブログでは一般法人向けの Office 365 について取り扱います。

※正しい名称は Microsoft Office 365 ですが長いので本ブログでは「Office 365」と明記します

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そもそも、Office 365 とはなんぞや?から入ります。

ひとつ分かりやすい解説を引用すると

Microsoft Office 365 マイクロソフトから提供される商用の SaaS(Software as a Service)クラウドサービスで、Office デスクトップアプリケーション版およびウェブアプリケーション版、Exchange OnlineSharePoint OnlineSkype for Business 等で構成される。」

ー引用ウィキペディア

と記載があります。

※これ自体とても分かりやすい説明なので「クラウド?」「SaaS?」「Office?」という方はまずはそちらをご自身で調べてから読み進めましょう。

 

上記を言い換えると、コンシューマや現在も企業で使っている Office ソフト(Excel、Word、PowerPoint 等)以外に、電子メールやグループウェアなど企業の生産性を高める製品がパックになってクラウドサービスとして提供されている製品です。

ウィキペディアに掲載されている製品名はそれぞれ

 Exchange Online :メール、予定表、アドレス帳

 SharePoint Online :ポータル機能、ファイル共有機能など

 Skype for Business:チャット、ビデオ会議、PSTN電話機能

という機能を持ち、Office 365 の前身のサービスである BPOS(Business Productivity Online Suite)から存在する Office 365 を支える代表的な製品です。

BPOS が 2009 年リリースなので、BPOS 時代から数えると Office 365 は 10 年程の歴史があり、Microsoft のオンラインサービスの中でも歴史が長い部類です。

※BPOS については下記の記事にまとめられているので興味のある方は読んでみてください。

ascii.jp

でもさ、営業として先ずなにから勉強したらいいの?

まずはざっくりとどんな製品なのかは説明が出来るようには、学習する順番はご自身の業務に関わる事を深堀することをオススメします。

例えば

 SI案件をとる営業:各機能のデプロイ方法、自社で扱っている Office 365 に関わる 3rdParty について知る

 Distributorの営業:Office 365 に関わるライセンス知識(Volume License/CSP)、自社で取り扱いのある 3rdParty について知る

 マーケティング:Office 365 競合製品について知る、Offie 365 に関わる 3rdParty について知る(=他社製品)

などなど。

自分の業務に関わる所から知識を埋めていった方が仕事もラクになります。

 

また、Office 365 自体が日本の製品ではありませんので、日本企業が導入するにあたって不足する機能がある場合もあります。それらを補完する様々な 3rdParty 製品として導入する企業が多いので、ゆくゆくはそちらへも理解を深めていくことで Office 365 の案件を任せられる(=関係する方々が信頼を置ける)営業になれるのではないかな?と私自身は思います。

 

ここからは順次、各機能、ライセンスについて紹介していこうと思います。

【初心者向け】PowerApps を使いこなそう!①アプリ作成前の準備

今回はノンコード、ローコード(=コードを極力書かなくてもよい)でアプリケーションが作成できるOffice 365 や Dynamics 365 と親和性の高い PowerApps について記事にしてみました。

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Microsoft の Webiner を見ていると「簡単にこんな素敵なアプリが作れるんだ!」と感激してしまい、マネをしようとすると色々うまくいかない。。(私以外にも思った&体験した方は沢山いるはず。。)

勉強していく中で前提で知っていないといけないことが有ると気付いたので、ユーザー部門に普段いてアプリ作成初心者な方がまず PowerApps を習得するまでに何を学習すればいいのかを記事にしてみようと思います。

 

初心者がまずアプリ作成する前に練習すべきこと ~ PowerApps 編~

①思うような動作をするためにはどんなフローチャートを書くのかを理解する

例えば、ボタンで押したら枠内に思ったような選択肢を表示させたい!と思ってもどのように実装をすればいいのかをシステマチックに動作を表現=フローチャートをまず書くことをオススメします。

ただ、初心者にはどうやってこういった処理を覚えればいいのかが最初の壁かと思います。そんな時には同じ Office 365 で利用が可能な Microsoft Flow のテンプレートを見て動きを覚えることをオススメします。

 

下記は Microsoft Flow の画面です。

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今回は PowerApps で検索して人気のあった「PowerApps 上で承認をしてメールを飛ばす」というロジックについて見ていこうと思います。

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テンプレートボタンを押すと下記のような画面に行くので右上の「フローの編集」をクリックするとこのテンプレートのロジックを見ることができます。

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実際に見て学ぶことがなければ…なんですがこのテンプレートからは

・承認という行為(つまり承諾なのか却下なのか)を数式で見分けるには条件に「アプリ上で選んだ値が Approve(承認) と等しいかどうか」を軸に処理の分岐をしている

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・等しい、つまり「はい」だった場合には PowerApps 上で選んだ宛先にその「承諾」という結果をメールで送信する。そのメール内容は件名はテンプレート、本文にはテンプレート+動的なテンプレート(この場合は承認依頼の名前と承認時のコメント)を指定。

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というのがエンジニアでなくても頑張れば読み解くことができます。

(英語は適宜翻訳機能を使えばまずは問題ないかと思います。)

 

このように行いたい行為をシステムで実行するにはどういう指示を組み立てればいいのかをまずは理解するのが初心者にはオススメです。

(経験上、非エンジニアがいきなりアプリ作ろうと思っても、閃きが降りてこない限りはボタンや画面を作るだけで終わってしまい実用的なものがあまり作れません。。)

 

②データ(データベース)はどう扱うものなのかを知る

Excel をゴリゴリに使っていたり、普段から BI ツールに慣れている方であれば問題ないかと思いますが、データの取り扱いは PowerApps を使うにあたってすごく大事です。

・テーブルってどんなものなのか、どんな時に使うものなのか(そもそものお話)

・データとしてまずどういった整備をしておくべきなのか(整数?価格?文字列なの?など)

この当たりをまずは大体でもいいので理解することが非常に重要です。

アプリを作っていく上でテーブルを用意しておくと非常に簡単に画面が作成することができるので、実際にアプリを作ろうという段階になったらデータってどうやって扱うべきなのかを知っておくとよりアプリ作成のハードルが低くなると思います。

オススメ書籍

おなじみ、ひと目シリーズ。こちらの第4章、7章あたりが非常に参考になります。

 

(私もまだここについては勉強中なのでコツをつかめたらまた記事にします)

他にも「Excel テーブル メリット」とかでBingっていただくと色々かみ砕いてくれているブログや記事にたどり着けます。好き好きあるかもですがASCIIさんのとかは個人的に読みやすいので参考にさせていただきました。(ちょっと前の記事ですが概念は変わらないと思うので)

ascii.jp

 

そんな訳で今回はアプリを作る際には前提知識が必要だと気付いた経験を記事にさせていただきました。

PowerApps の操作にはなんとなく慣れてきたものの、いざアプリを作ろうとする際に関数が逆引きできれば…と思ってましたが、調べていくとそれ以前の問題だったというのが意外と盲点でした。

(エンジニアの方からみると結構盲点な気がしている)

 

私のように非エンジニアがアプリを作れる夢のようなアプリケーションだと思っているので習得までの道は長くとも日々勉強していく過程をお届けできたらと思います!