My 365 LIFE

主に Office365 / Teams / EMS / Windows 10 の利活用ネタや技術的備忘録など。

転職します。

2018 年最後は退職エントリー風の記事でお送りできればと思います。

近しい人や直接お会いした方にはお話ししていたのですが、実は 11 月末に退職して 12 月はフリーターしてました。

 

前職に入るキッカケ

元々、前職に入る理由は明確で「Office 365 のセールスをやりたかったから」

私が Office 365 ビジネスに携わり始めた頃、Inspire(旧WPC)の Office 365 に関わる Winner (世界的に事例や技術力が認められたみたいなもの)に軒並み名前があったのがとても印象的で、アウトソーサーとして各企業を転々とする業態に居た自分は Office 365 関連のプロジェクトから抜けるのを機にこちらに転職した。

 

前職での業務

元々はアカウント営業として入社予定だったものの、組織替え等々で最初から Office 365 +関連の製品営業になった。SI には全く関わってこなかったので、ライセンス売りしかしていなかった自分は ADFS の存在も知らなった。恥ずかしいことに「やりたい!」といって入ったのに Office 365 のアーキテクトもさっぱり分からなかった。それでも周りの人に助けられて、今は Office 365 の SI に関わる一通りのことは話せるようになったと思う。(特に要件が複雑な案件に沢山携われたのは本当にタメになった)

自分のいる部署の役割がどんどん増えていき役割も随分変わって辞める頃には「Mirosoft 365 に関わる営業・マーケティング・製品企画、メーカーとのアライアンス担当×2、登壇やイベント補佐」などなんだかすごいボリューミーでした。それでも自分の仕事はとても充実していて楽しかったし、役割にあまり不満はなかった。

特に私がいた部門と上司にはすごく恵まれていた。疑問や不満に思っていることも受け止めてくれた人たちだからこそ、Teams の全社展開の推進や会社の仕組みを変えるバーチャルチームが出来、上場会社の職場環境を中から変えるというあまり経験できない事もさせてもらった。そんな色々なこともあって会社を辞める時には「1年半ちょっと?もっと在籍長いのかと思った」とコメントを頂いたので存在感はそれなりにあったのかな、と思う。

 

なんで辞めたのか

入社半年後には Microsoft 365 という製品に関わるようになって考え方が大きく変わることがあった。特にセキュリティの勉強をし始めてから、顧客に提案するときに自分の中でベストプラクティスがないと訴求が難しく(Why?Microsoft に答えられない)製品や機能の細かいことよりも、なぜそれをするのか?なぜその構成で推し進めるのか?の解が自分なりに欲しいと思いました。

その時、自分にしっくりきたのが

  • ゼロトラストセキュリティモデル
  • NoOps

の 2 つでした。

blogs.akamai.com

www.publickey1.jp

この 2 つに出会ってから、機能を無理やりカスタマイズすることよりも、今ある資源や使おうとしている製品の良さを最大限引き出す構成や考え方を伝えるこそが営業の段階から大事なのではないか?と思い始めた。登壇で話す内容も以降は、個人・会社の両方がこの 2 つに大きく影響を受けるようになった。

 

そんな事を考えていたものの、SIer として達成しなければいけない事と自分が思い描くような提案に乖離があるように感じ始めた。勝手に自分の理想が出来て試したくなって、でもそれが SIer として合致しない。もっとシンプルに Microsoft 365 を提案したいけれど、製品営業は最前線に出て行う営業ではなかった(どちらかというと支援系に近い)。ニーズが出てきて呼ばれて決まったことのやり取りをするのではなく、自分で案件を創出してドライブしたい欲求が膨みつつありました。

そう思いつつも、辞めるかどうか決める時には随分悩みました。勉強会とかにはあまり出てこないけど知識もプリセも素晴らしいエンジニアさんが多くて一緒に仕事するのが本当に本当に楽しかった。会社内でポジションを変えることを提案されて視野に入れたり、転職を決め切らない期間もしばらくあった。

 

でも最終的に転職の決め手になったのはもっと会社内で Microsoft 365 のセールスやマーケについて議論したかった、が一番かもしれない。沢山人がいる中で「営業的にこれってどうなの?他社だとこれはどう攻めるプラン立てそう?これ考えておいて」とかはよく聞かれるのだけど、議論にはならない。もっと仕事としてタスクの完成度を昇華させたかった。+やっぱ営業は最前線でやりたい。

という殆どが自分のワガママで辞める感じです。

ちなみに会社のことも書いておくと、 MS 系の SI や営業を経験したい方には本当に勉強になるのと、営業の給与相場的にも日系では高い方だと思います。部門によってはコアタイム無しのフレックスがある+有給が取りやすいので稼働時間の調整がしやすかったです。残業のMAXは50時間いかないくらい、イベントや製品リリースが重ならない限り残業は5~20時間くらいでした。(自部門はコアタイム無しのフレックス適応だったので1時間働いて帰る、とかも結構やってた)

 

Microsoft MVP にはならないの?

ありがたい事にそういうお言葉を頂くこともありました。素直に書くと興味は有ったし、なろうと思っていた。

正直なことを言うと MVP の方のスライドやブログ等を結構調査してマーケティングし、ロードマップと照らし合わせてブルーオーシャンだと分析した上でコンテンツを作っていました。笑

※当初、某同じ会社だった MVP の U 氏には仕組みとか色々教えてもらいました、ありがとうございます

だからこそ、コミュニティやブログで露出するときには 「Teams」や「非エンジニア」を押し出していたし、EMS + Teams や Microsoft 365 + NoOps ってあまり見ないものを考えて出していました。

でも、自分としては Microsoft 365 の営業としてキャリアを考えたときには Microsoft という会社に行きたいなーという気持ちには抗えず。

 

という訳で 1 月からは日本マイクロソフトMicrosoft 365 の営業をやります。

コミュニティなどには変わらず出て、引き続き勉強しようと思っていますので今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

女性のキャリア・ライフイベントとの付き合い方

先日イベントに参加してきた内容のサマリと、私なりの女性のキャリアイベントの必要性について書きます。

 

参加したイベント

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Codess Japan

どんなイベントかというと(上記リンク引用)

「Codess」とはマイクロソフトが主催する女性コーダーのためのコミュニティで、エンジ ニアリングの領域でジェンダーダイバーシティを推進するために設立されました。

「Codess」は女性コーダーをインスパイアしプロフェッショナルとして成功するための支 援を行います。

ネットワーキングイベント、メンタリング、アドバイスや経験の共有を通して、私たちは 他にない女性のためのフォーラムを開催したいと考えています。

・IT業界の様々なプロフェッショナルとつながり、ネットワーキングの機会が得られます

・多様なキャリアを歩むIT業界の女性から、今後のキャリアのヒントを聞くことができま す

・テクノロジーに携わる女性同士で交流や情報交換ができます

とあるように、女性コーダー(今回はテクノロジーに関わる女性という括りでした)のためのコミュニティです。日本だけでなく世界中でこの取り組みは行われているそうです。

 

イベントの内容サマリ

Linked in 村上さんをオブザーバーとして、テクノロジーに関わる女性4名のパネルディスカッション、Microsoft 榊原さんによる今後のテクノロジー動向(AIに関わるものでした)、グループディスカッションと大きく3つの内容がありました。

個人的にはパネルディスカッションがとても身になりました。ライフイベントとメンタルのバランスの大切さや、キャリアを築いていくことへの障壁と乗り越えかた、あとは自分の好きなことや達成したいことを言語化できる方が多くイベント終了後には前向きな気持ちで帰れたのがすごく印象的でした。なんならもっと時間とって聞きたかったくらい。

 

女性のキャリア・ライフイベントとの付き合い方

同部署に産休に入られた親しい先輩がおり、育休中にお会いした際にこんな事を言われたんですね。

「○○さん(名前)だから、きっと分からなければ調べて勉強もすると思うのだけど、このライフイベントだけはどれだけネットや本で調べて勉強しても正解がなかった」

仕事も超出来て、メンタルもタフな先輩からこの一言、出産・育児については根をあげそう、と言うコメントは私にとっては衝撃的でした。

 

「Codess」のイベントでもお話しが出ていたのですが、やはりメンタルに関わるリズムの波が月毎にあったり、キャリアを築く上でも「ロールモデル」になり得る全体数の少なさ、バランスを保つのがただでさえ難しそうな「仕事・育児」、キャリアの一時中断を余儀なくしなければいけない、等々、聞けば聞くほど「今のまま働き続ける」ことがすごく難しいように思いました。

 

実際、私も数年前に自分のキャリアに大きく関わる出来事があった時、上司や周りが表面的には協力的なようで実は影で散々噂話や過剰な配慮をされてすごく嫌な気持ちになりました。(あまりにも常識的な対応ではなく、目に余る言動だったので最終的には別部署の先輩から助言を頂き、然るべき対処をしました。。。)

でも、今思い返すとそういった事象に関わったことのない人は男性・女性問わず、どういう振る舞いをするべきか、どこに相談をすべきなのか、それが会社として整ってなかっただけ?とも思ったり。これもまた正解のない問題だったのかもしれません。むしろ、そういう事をされて嫌な気持ちになっている事さえも向こうは分からなかったのかも?などなど、あの時、何をどうすることが自分や周りにとってより良い答えが出せるのか分かりませんでした。

 

なので、会社にライフイベントに関する相談窓口やこういったことへの経験が豊富なマネージャーなどがいない場合、情報はどうしても社外から取る必要があると思います。

女性自身にとっては、いつ何が起きるか分からないライフイベントだからこそ、自分に関わる情報や相談先はいくつかあったほうがいい。ネットや本に答えがなかった、という先輩の発言を聞いて改めてそう思うようになりました。

出産・育児に正解がない中、キャリアを如何に積み上げるかなんて同時には考えられない(と色んな話を聞きそう思っている)。そんな時に、気軽に相談できる関係の人やそういった取り組みのある会社に移る等々の手段を検討する等、余力のある内から描く準備(その手段としてイベント利用)をしてみるのが良いと個人的には思います。

 

あとは特に部下に女性を持つ可能性のあるマネージャーにもこういう機会があればもっと良いと思ってます。管理職だけがキャリアの積み重ね方ではない時にライフイベントが重なる人に対してどのように接するのがいいのかは幾つかの会社を経験して特に思うことです。

(話は脱線するけどこういうイベントに行く度に思うのは、マネージャーはやっぱり如何にタレントをマネージメントして、どういうキャリアを積み重ねるのか一緒に考えたりするのが一番大切だよなぁ。。)

 

まとめ

キャリアを積み重ねるうえでライフイベントとの付き合い方はすごく重要で必ずしも「今のまま働き続ける」必要はないのだと思います。都度、環境やキャリアを見つめなおし、継続的にキャリアを積み重ねる上では環境や職種を変える勇気ももしかすると必要なのかもしれません。また、「メンタル」とのバランスが一番大事なキーになると感じたので参考になりそうなイベントには継続的に参加したり、周りへ発信をし続けたいと思います。

またこういった話題に関しては「女性だけ」のイベントが多いのも事実なので、性別関係なくこういうのを見つめなおす機会やコミュニティがもっと増えるといいな、と思っています。

Office 365 ATP(Advanced Threat Protection)とは?

本記事は Office 365 Advent Calendar 2018 に参加しています。

https://adventar.org/calendars/3184

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2018年も終わりに近づいてきましたが、今年も Office 365 を狙った攻撃は沢山ありました。

※具体的にどんな攻撃があったかについては以下のスライドP6,7にまとめてあるのでご興味のある方は見てみて下さい。

www.slideshare.net

 

Office 365 に限らず、スパム・ウイルスの攻撃などは日々高度化しており従来の対応では困難なものも出てきています。

今回はコミュニティでもなかなか取り上げられる機会の少ない「Office 365 ATP」というセキュリティ強化の機能について取り上げてみたいと思います。

 

Office 365 ATP サービス概要

Office 365 ATP(Advanced Threat Protection)は Office 365 E5 に含まれている機能です。または Exchange Online の各プラン(P1/P2/Kiosk)や Office 365 の Suite 製品に追加することも可能です。

具体的には

  • リンクの保護
  • 添付ファイルの保護
  • スプーフィング インテリジェンス(なりすまし対策)
  • 検疫
  • フィッシング詐欺対策機能

といった機能をもつセキュリティ強化するための製品です。

元々は メールを主とした機能でしたが、2018年10月には機能を拡張し、Teams、SharePoint Online、One Drive for Business、Office 365 ProPlus(Word、ExcelPowerPointOutlook)で扱われるコンテンツに対しても処理されるようになりました。

 

ひとつピックアップすると、例えばリンクの保護を行った場合、組織外からのメッセージのURL書き換えをし元の  URL はリアルタイムで検知、悪意のあるリンクであった場合にはユーザー画面に警告画面表示やサイト閲覧ブロックを行います。

警告画面は以下のようなものがでます。

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 管理者は URL トレース機能を使い、悪意のあるリンクに対して誰がどのリンクをクリックしたのかを追跡することが可能です。また、標準のレポート機能で Office 365 ATP の処理状況、ファイルの種類ごとのレポートを見る事もできます。

 

EOP(Exchange Online Protection)と何が違うの?

EOPも似たような機能じゃなかったっけ?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、Office 365 ATP は EOP のアンチスパムフィルターを通過したものだけに適応されます。Office 365 ATP を適応したものはサービス上の仮想 OS で保護された領域で添付ファイルを検出します。

例えば EOP のフィルターを通ってしまったマルウェア付きのメールが Office 365 ATP を適応していないユーザーには着弾、適応しているユーザーにはサービスの仮想環境で検出の上悪意と判断されればメッセージをブロックすることができます。

また、ポリシー設定でマルウェアに対する動作も設定することができ、全面的にブロックする他に

モニター:マルウェアが見つかっても配信、スキャン結果は追跡を行う

置換:見つかったマルウェアを含む添付ファイルのみ削除しメッセージは配信

動的配信:添付ファイルスキャン中はメールだけ先に配信、安全であれば後でマージ ※Exchange Online のみ対象

など、柔軟な設定をすることができます。

 

まとめ

何も起こらなければ費用対効果が見えにくいセキュリティにどこまでお金をかけるか?はかなりシビアな問題かと思います。

ですが、攻撃は日々進化・高度化していく中で「絶対にうちは大丈夫」と言い切れる環境を作ることもなかなか難しく、且つ対策によっては生産性を下げる要因になったりします。

こういったセキュリティ商材を私自身は保険商品だと思っており、安心を買う・何かあった場合にエライ人が頭を下げる、みたいなことを防ぐ(場合によっては軽減する)ための投資ではないかな?と思っています。

来年以降も、 Microsoft 365 に関わる記事はどんどん書いていこうと思います。少し早いですが Microsoft 365 Lover な皆さま良いお年を!

 

働き方改革に使える?! My Analytics とは?

My Analytics というOffice 365 ファミリーの製品をご存知でしょうか?

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元々は Delve Analytics という製品名でしたが Delve とは別々の独自アプリとして明示され、2016年秋頃より名称が現在のものに変更されています。

ライセンスは Office 365 E5 に含まれており、単品では 440円/月で入手することも可能です。

※単品利用の場合 Office 365 E1/E3 のアドオンとして使う必要があります

本記事では自社利用で約1年半利用してきたユーザー目線からの機能説明、気づきを書き留めておきます。

 

ざっくり機能説明

Microsoft の説明をみるとこんな事が書いてあります。

「より良い働き方の習慣を作る Office 365 の生産性分析ツール(中略)

 MyAnalytics は、仕事の時間をどのように費やしたかを集計し、もっとスマートに仕事する方法を提案します」

日本では最近おなじみになってきたワード「働き方改革」にも関係しそうですね。

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具体的には Office 365 基盤の利用状況を可視化し、

  • 会議、メールに費やした時間、残業時間やフォーカス時間(2時間以上の空きがあり集中できる時間)
  • 会議中のメール返信率
  • 勤務外時間でのメール開封数、返信数
  • 自分が送ったメールが読まれているかの確率(Outlook アドイン)
  • コミュニケーションを多くとった同僚の表示(一緒の会議に出た、メール数など)
  • 特定人物との上記データ表示
  • 各項目の前週比較

といったデータを元に個人の働き方に対して気づきを与えてくれるものです。

 

レポートの形は

  • ブラウザで確認するパーソナルダッシュボード
  • メールで送られるダイジェスト
  • Outlook アドインでの確認(ダッシュボード機能の機能限定+α)

となっています。

特に Outlook アドインを入れると重要な人(普段からよく会議を行う、メール送受信する等で勝手に選んでくれる)からの未読メールがあった場合にはカードが表示されたりと、結構便利な機能もあります。

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※赤枠は Outlook アドイン利用のイメージ(MSサイトより)

 

使ってみての感想

使い始めた頃「ほんとに気づき得られるの?」と若干の疑いと持ちつつも、

自分が「この人とこんなに会議時間被ってるのかー、メールも結構読まれてないなー」など気づきを沢山得ました。

が、徐々にあることに気づきます。これ本当にデータとして正しいのだろうか?

 

利用するときの注意がいくつかある

出されるデータからも予想出来るように、 My Analytics は基本的に Exchange Online Skype for Business のデータを利用します。※Micorosoft Graph からのデータ利用

先ず、おおよその正確なデータを取るには以下の設定が必須です。

  • 予定表のタイムゾーン、定時時刻の設定
  • 公開方法を正確に入れる(Outlook や OotW に出てくる下記のやつです)

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まず、タイムゾーンと定時時刻の設定が出来ていないと残業時間や残業時に見ているメールのデータがおかしくなります。

更に、公開方法で「外出=不在」にしておかないとフォーカス時間が増えてしまったり、人事面談等々で非公開の予定を入れるとそれは会議としてみなされない、といったクセがあります。

ユーザーへ気づきを与えるにも「このデータ合ってる?」と疑念が生まれるとうまく利活用できないことが想定されるので運用前にユーザーへも周知をきちんとしておきたいところです。

 

また、

  • 2人以上の予定でないと会議とみなされない
  • 共有メールBOXの読み取り率は取得されない
  • 会議通知の承諾がされないと、会議としてカウントされない

などなど。

上手く Exchange Online の予定表が使えていない、ハイブリット環境で予定表はオンプレ、等々ではデータが上手く出ないので活用の障壁が出てきます。

 

もっと自組織の色んな活用データが見たい

My Analytics はあくまでも個人のダッシュボードなので、組織全体の話となるとちょっと工夫が必要となります。

  • Workplace Analytics を使う:My Analytics のアドオン製品
  • Microsoft Graph データと AD 属性などを掛け合わせて自力でダッシュボード化

などなどの方法があります。がちょっと長くなるのでまた今度。

 

上手く活用すれば、個人で働き方の見直しに大いに使える製品なのですが

Office 365 の利用や予定表の入れ方の工夫をしないとデータとして信用性がなくなってしまう難しいところがあります。

個人的には、残業時間(飲みの帰り)になるとメールをめちゃくちゃ見るけど返信は翌朝、みたいなデータが顕著に出ていたり、出席者が重複する会議があったので無くしてフォーカス時間を増やす、という発見や活用が出来ました。

ジャストアイデアですが 働き方を見直すひとつの方法として 1on1 とかに利用してもいいかもしれないですね。

Office 365 メールの暗号化

少し前、保険会社へ年末調整書類の事で問い合わせをしたところ、個人メールアドレス宛にこんなものが来ました。

 テンション上がったまでは良いものの、解凍するまでにすごく時間がかかりました。

(結果、テンションはめちゃくちゃ下がった)

理由は2つ

 ・MS アカウント利用していないメールアドレスに来た暗号化メール

 ・MS アカウントではない場合に読むまでの手順がすごく不親切。。。

普段 MS 製品には慣れている方だと思っていたので時間がかかった & 手順の右往左往感にはちょっとショックでした。。。

 

この際、折角なので Exchenge Server と Exchange Online のメール暗号化についてもまとめてみました。

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Office 365 で使用可能な電子メール暗号化オプションまとめ

3 種類あります。今回私宛てに来たメールは OME で暗号化されたものでした。

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IRM は頻繁に使っていたのですが、OME や S/MIME (「えすまいむ」と読むらしい)についてはあまり知らなかったので勉強になりました。

気になるライセンスについては以下の通り。

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SharePoint Online とかでもそうですが、Office 365 E3 以上になるとデータ保護の機能が充実してきます。オンプレの RMS ライセンスを持っていれば使用権はありますが、確か 2018 年 7 月頃に Office 365 環境では利用出来なくなったので Azure RMS への移行作業が必要です。

 

OME メールをあの手この手で開いてみた

個人メールの gmail は MS アカウント紐づきでない & 仕事向けアプリが殆ど入っていません。どんな手順で開けるのか色々試してみました。

 

①標準メーラー+ MS アカウントで開いてみる

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前述した通り、私の gmail は MS アカウントとして利用していないのでここで手詰まり。

 

②標準メーラー+ワンタイムパスコードで開く

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標準メーラーでワンタイムパスコードを発行して、元の受信 BOX に戻るには「完了」を押さないと戻れないようです。そのため、標準メーラーのみで動作を完結させようとすると発行されたワンタイムパスコードが有効ではなくなります…。

加えて、ワンタイムパスコードを発行する画面が最適化されていなくてすごく見難い。重要なメールだから見ようとするけど、どうでもいいメールならテンションダダ下がりでここで諦めてた。

 

③ブラウザから開いてみる

Gmail ですし、ブラウザからならタブ切替でワンタイムパスコードも楽々でしょ!と思ったら…

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OME Viewer アプリのダウンロードを促されるのですがなんと「日本で提供されなくなってる」w(涙目)

仕事携帯には入社した頃から入れてあったので、提供されなくなってるとか気付きませんでした・・・この導線はひどすぎないかな?w

 

④観念して、標準メーラー+ブラウザでワンタイムパスコードを使って開く

手順②にひと手間加えて、ブラウザでワンタイムパスコードを確認しました。

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えーと、ここまで来るのに軽く 30 分かかりました。。

メールをすぐ確認したい時とかにはこれは不便ですね…

 

⑤オマケ(OneDrive for Business に保存してみてみる)

 iOS でメッセージを開く動作を選ぶときに OneDrive for Business が選択肢にあったので選んでみました。MS 製品だし、キレイに見せてくれるよね!

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こ、れ、は、wwwww

一人で苦笑いしたのは言うまでもありません。。。

 

まとめ

OME で暗号化したメールを送る時には宛先のアドレスが MS アカウントの時が一番スムーズ!

B2C ビジネス等々で OME って結構使えるはずなのに、なんかユーザーに嬉しくない挙動ばかりでちょっと残念でした。改良求む!

ダイバーシティに思うこと「セクハラ」について。

Microsoft 365 を通してセールスをしていて必要を感じることの一つと言えば、「ダイバーシティ」の捉え方。IT というプラットフォームを用意するだけでは、生産性を劇的に上げる等は難しいので何かしら他にも変えなければならない。

働き方改革」を持ち上げすぎるのは個人的にあまり好きではないのですが「改革」というからには大きく何かを変える必要があると私自身は思っています。

 

ダイバーシティ」関連で良く取沙汰される男女平等。タイトルがだいぶ香ばしいのですが、私自身が相談される内容 No.1 なんじゃないかな?と思うのが「セクハラ」に対する件。

これが面白い事に女性だけではなく、男性からも真面目な顔して問われることがあるんですよね。私の考えが誰かの良いキッカケになれば幸いです。

 

なんでこの題材?

Microsoft 365 を扱っていると必ず「コミュニケーションの変革」や「集合知」という話題が出てくる。製品でいえば SharePoint Online や Yammer 、最近は Microsoft Teams など。

何故、コミュニケーションが注目されるのかと言うと生産性に大きく寄与する項目だからである。

私のセッションでもよく使う、円滑なコミュニケーションは心理的安全性が担保されている(自分がその場にいていい、何を発言しても自分のアイデンティティが守られている状態のこと)という話は、 Google のプロジェクト・アリストテレスで出た有名な研究結果の一つです。コミュニケーションに難の無いチームで働いた事がある方であれば、実体験としても納得の事実といえるでしょう。

 

「セクハラ」の誘発

私自身、飲み会で周りを見渡すと(良い意味での)「性」を武器にしているケースを見ることがある。

そりゃね、キレイでかわいい女性がちょっと生足や胸の谷間が見えたりね、甘える声で質問なんかされたら予防線を張っていない男性はコロっと行くのも何となくわかる。

更に、最近入ってきたとかまだ社会人経験の浅い女性が悔しがって涙なんかしてた日にゃ、女の私でさえ「どうにかしてあげたい!」なんておこがましくも思うのである。

世の中色んな人がいるので、実際に手を出してきたり、遊び目的で誘う人もいれば、見て見ぬふりをする男性もいるでしょう。

しかし、自分が意図的に「隙」さえあれば、良いことも悪いことも平等に合う可能性はあるのだと私は女性の立場からして思う。「隙」は意図していなくても誘い水になることがあり、それで「セクハラ」と騒いでは男性が何だかかわいそうだな、という事がしばしばある。

なので女性も平等に働いていくには「隙」を作らないことが大事、とよく相談された人には言う。「セクハラ」を増やしたい!という奇特な人はいないと思うので、少なくとも自分が話題に上がらないように最低限のことは自分で気を付けた方が良い。服装や酒の席での振る舞いは特に注意が必要だと思う。

(隙を作ってでも職場でモテたい、という人は私からすると「リスクも承知でそうしてね」という感じ。偏見かもしれないけど、そういう隙で寄ってくる人って中身というより、そういう可愛らしさでしか寄って来ないと個人的には思うんだけどさ。)

※誤解されないように言うと、天然がダメとかオシャレしちゃダメという事ではない。誘い水になるような「隙」を自分から律するのが大事、と言いたい。

 

隙がなくても出る「セクハラ」

そんな私格好や振る舞いをしていません!という方ももちろんいます。特に多いのは飲み会で何となく下ネタの話に流れてしまい、場の空気を読んで言えないなど。

嫌な気持ちになって、どうしてそういう事をされるのか?と、変えられない事実に悩むより自分から「〇〇が苦手、嫌だ」という意志表示はもっとしていいと思う。

飲み会や自己紹介でわざわざ言う必要はなくて、上司との 1on1 や、人事から配属部署にそのように伝えてもらう、などやり方は色々あると思う。自分は何が嫌なのかを事前に伝えておいて、その上で嫌な事をされたら、それこそホットライン等に連絡をしたらいい。

地雷がどこに埋まっているのかわからないままのコミュニケーションなど、仕事が上手くいくはずない。お互いに生産的になるために「どこが超えてはいけない線なのか」をはっきりしておくことでコミュニケーション不安は少しは取り除かれるかと思う。

最低限のラインを伝えずに「セクハラですよ?」と相手を攻めるのも私はなんか違うと思う。「性」を盾に相手の行動を是正する前に、何か一言あれば大抵の大ごとにしたくない人は何もしてこない。もちろん、言ってもわからない人には自分が嫌な想いをしている旨を第三者に相談していいと思います。

 

男性が女性に指摘するのがすごく難しい

私も歴代、男性上司&後輩が女性ばかりで双方の悩みを聞く事が多かったです。特に男性上司から、部下女性に伝える時にすごく悩まれているようです。そんな時は間のクッションになる役目になる女性から伝えてもらったり、上司として改めてこういう話をするのが良い手段、というのが実体験です。

特に女性の「隙」に関しては男性からの指摘も嫌がる人がいるので、注意する女性が回りにいない場合には人事に頼る等して、自分の身を守ることも必要かと思います。

 

まとめ

女性が1人だけ自部門に配属されたりすると、上長はどのように扱っていいのか?を気にされる人が多いように感じます。女性や男性に限らず、自分がどの線を踏まれると地雷なのかを伝えておくことで、未然に嫌な想いをお互いしない場合もあるので一度自分がされると嫌なことについて周りと話し合ってもらうのはいかがでしょうか?

 

因みに私は、下ネタや罵倒されるのはそんなに気にしないけど、自分のプライベートな事を会社の人に根掘り葉掘り聞かれるのは嫌なので、その旨を自分がよく関わる人には伝えてあるので基本的には何も言われないし、話の流れで仕方ない時もすごく浅い感じで済ませてくれます。

以前の職場では「女性」であることを小出しに嫌な思いも沢山してきたので、仕事をする上で仕事以外の事でモヤモヤするのは一番嫌いです。なので今の職場にはそういった不満は全くないのでとてもありがたいなぁ。と思っています。

Office 365 フル活用して業務カイゼンしてみる② Teams + Planner

約半年前にこんなブログを書いていました。

matsuko365.hatenablog.com

ここから Microsoft Teams + Planner + α を半年間運用してみて良かった事・残念だった事を今日は書いていきます。

 

残念だったこと

 ・Teams と Planner の使い方が浸透しないと結局 Excel 管理

 ・細かいタスクの振り分けだとぱっと見進捗が分からない

 ・横断的なテスク管理でタスクを細かく分けると同様のタスクを振り分けること多々

初めに残念だったことから。

Office 365 を長く使っている企業だとは思うのですが、やはり新しい機能が出てきた時に浸透していくのにある程度時間が必要でした。

またマネージャーや会議体のファシリテーターになる人等を巻き込めると上手く使うことを誘導できたのですが、そうではない所だと結局ファイルサーバーからも移行が難しく啓蒙活動に時間が割けない場合はそもそも利用が進まなかった。

もっと言うと、Teams の利用にこぎ着けられたらまず成功。くらいに私のテンションも段々なってきまして、現在ヴァーチャルチームで組んでる Teams で上手く使えるようになったのは啓蒙が出来た自部門だけ、、になってしまいました。

それでも自部門の人に Teams + Planner を普及できたのはすごく良い経験でした。

 

良かったこと

 ・1on1 の時間でいまの自分の状況を話すのがラクになった

 ・部門内でのタスク漏れが減った

これ実際に普段使っている Teams です。

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自部門の Teams に細かくチャネルを作成し、それぞれ関係する所だけフォローをしています。

特に自分がオーナーシップを発揮するようなチャネルに関しては Planner が大活躍。

カイゼン・ジャーニーでも紹介されているカンバン方式でタスクは常にみられるように設定し、タスクでいつも溢れかえる部署なので、やらないといけないものはとりあえず ToDo にバケット作成。

着手し始めたタスクのバケットは Doing(自分) に各々が移し、他部署にお願いした場合は Doing(他人) へバケットを放り込みます。皆でやるタスクのバケットにはタスク割り振りもせず、週1回の進捗を確認する場で OK なら Done に移すという感じで運用をしていきました。

更に 1on1 でも業務量の把握がサクっと終わり、議論や相談に時間がさけるようになったのも大きな効果だったかと思います。

他部署とのコミュニケーションではまだまだですが自部門ではわりかし成功ができた例ではないかな?と思っています。

 

さいごに

多くの Teams に入る事になり、沢山の通知が毎日届くのですがそこは「メンション」や「重要マーク」など色々工夫や小ネタを使いながら、半年運用してようやくこれで自分もなれてきたかなーというのが印象です。Planner との組み合わせだけでなく、Teams を使う上で特によかった工夫としては

 ・Crel + K でメッセージ内でもスマートなリンク作成をし会話を妨げない

 ・メンションはメッセージ最下部につけて内容が詳細表示に行かないよう配慮

 ・Forms + Flow + Teams で他部署からの依頼連絡を一カ所に集中させる

でしょうか。

1 つ目、2 つ目は多くのやり取りが Teams に集約されることによってリンクが長かったりメンションだけでメッセージが埋もれてしまうのを防ぐ良い小ネタだと思っています。え?そんなに影響ある?と思うかもしれませんが、これになれると戻れないくらいぱっと見で要件がすぐ分かるというビジュアル大事だと思うようになりました。

また、 3 つ目のは色んな拠点からくる相談事をナレッジとして貯めて置く意味でもメール脱却して、検索が出来るようになったのが良かったですかね。

Teams は改めて Office 365 の様々な機能を集約し、組み合わせるアイデアの場だと思いました。